文化財保存管理

文化財保存対策

博物館・美術館・文書館・歴史民俗資料館で保管されている文化財や先祖代々からの大切な古文書・民具類を保存するために総合的な管理を行っています。

文化財保存の手順

文化財保存のためのIPM

あらゆる有効な防除手段を合理的に併用して、生物被害を減らす『総合防除』を行います。生物被害の管理を目指して環境との調和をはかりながら総合的な手法で文化財を守っていくことにあります。

  1. 収蔵物の有害生物被害の点検・清掃
  2. 施設内へ有害生物の生息調査(モニタリング)
  3. 加害されている恐れのある場合は、駆除の実施
  4. 保管施設の温湿度の管理
  5. 有害生物に加害されないような収蔵物の管理(収蔵品の水分・栄養源)
  6. 必要な場合は施設の防虫・防かび処理の実施
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被害調査・見積

被害箇所及び被害程度を調査し、建物の形態、くん蒸物の大きさ等により、くん蒸方法を決定し見積します。

目視調査
虫糞・食害等を調査し、害虫の同定を行います。
カビ調査
カビを削り取り、持ち帰り培養した上で同定します。
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くん蒸

常圧くん蒸法

【密閉くん蒸法】
鉄筋コンクリート造など比較的機密性の高い構造で、ガス漏れの少ない建造物の場合に行う方法

【被覆くん蒸法】
野外に置いて大型文化財建造物や屋内に置いて小型文化財をシートで被覆しておこなう方法。

【包み込みくん蒸法】
美術工芸品など小型で少量の場合に行う方法。

減圧くん蒸法
くん蒸庫に対象物を入れ、減圧状態にしてくん蒸する方法。
ドライくん蒸法
簡易的なくん蒸方法で害虫駆除を目的に行う。

<保護>

保護

<日常管理>

日常管理