衛生管理・
害虫等防除サービス

同定検査

異物検査

  • 異物検査について

    異物混入は企業や商品のイメージダウンに繋がりかねない大きな問題です。
    昨今、消費者のニーズの変化やSNSの発達などにより、食の安全性への関心がより高まっています。
    異物検査は、異物混入の再発防止や、再発防止のための環境改善を行う上で非常に重要です。
    弊社では、主に食品へ混入した昆虫類の同定検査を取り扱っています。

検査内容

〇検査対象:昆虫類のみ(体の一部のみでも承ります。)
〇形態観察:実体顕微鏡を用いて昆虫類の種類を同定します。
〇カタラーゼ試験:混入した異物が加熱を受けているか、受けていないかを判定します。
〇混入経路の推察:商品の製造工程のどの段階で異物が混入したか推察します。

  • 形態観察
  • 形態観察
  • カタラーゼ試験
  • 広島県薬業の強み

    迅速な対応で検査結果をご報告致します。
    検査の8割以上が納期0~2日。
    連休前後や依頼件数が多い場合、時間のかかる検査の場合は日数をいただくことがあります。
    特急料金は不要です。

ダニ調査

  • ダニ調査の必要性

    ダニは野外で動物に寄生する種類や屋内の塵に生息する種類、植物上に生息する種類など様々です。
    人に直接被害を与える種類はごく一部ですが、私たちの住環境にもダニは生息しており、近年ダニが原因の皮膚炎やアレルギー疾患、感染症などが増加しています。
    皮膚炎などの被害原因がダニ以外の場合もあるため、調査を行い被害原因がダニなのか、ダニ以外なのか明確にする必要があります。
    ダニの種類によっても対処方法が異なるため正確な同定が必要です。

調査対象

主な種類 生態・特徴 発生源 写真
ヒョウヒダニ類
コナダニ類
湿度が高い夏季に増殖しやすくなります。
大量発生すると、糞や脱皮殻、死骸がアレルゲンとなり、喘息やアトピー性皮膚炎の原因となります。
室内塵、絨毯、ソファー、布団など。
コナダニ類は小麦粉、菓子、調味料などの食品からも発生します。
ツメダニ類 ヒョウヒダニ類やコナダニ類を捕食しまる。
刺咬性ですが、人を積極的に刺すことは少なく、肌の露出部を偶発的に刺されることがほとんどです。
ヒョウヒダニ類やコナダニ類が大量発生すると、繁殖することがあります。
イエダニ 吸血性のダニで、刺されると激しい痒みが数日間続きます。
肌の露出部よりも、二の腕やわき腹など衣類で隠れた柔らかい部分を吸血します。
本来、ネズミや鳥などから吸血する種類ですが、ネズミや鳥が死んだり、巣で大量発生したりした場合に、室内へ移動し人を吸血することがあります。

調査方法(検体採集)及び分析方法

ダストサンプラー又は粘着式クリーナーを用いて室内塵の採集を行います。

  • ダストサンプラーを⽤いた調査⽅法
  • ダストサンプラーに採集された室内塵
  • 粘着式クリーナーを⽤いた調査⽅法

採集した室内塵を持ち帰り、直接検鏡又は飽和食塩水浮遊法により同定します。

  • 飽和⾷塩⽔浮遊法
  • 飽和⾷塩⽔浮遊法

ダニ以外の刺咬性昆虫の種類

主な種類 生態・特徴 写真
ノミ類 吸血性で人だけでなくペットや家畜からも吸血します。
足を吸血することが多いです。
地面付近を跳ねて移動し、肉眼で確認することができます。
トコジラミ 吸血性で南京虫とも呼ばれます。
就寝中に吸血されることが多く、潜み場所には血糞と呼ばれる赤黒い糞をします。